【噴水台】過去を抱えて過ごした2013年の韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.12.19 14:43
「2013年、“平穏”だっただろうか」。私の席に配られた新年ダイアリーを見て、そろそろ今年1年を振り返って新年の予定を立てる頃だと感じる。今年、私たちはどのように過ごしたのだろうか。時間をかけて思い出してみる必要もなかった。今この瞬間にも2013年のなじみの光景が何度も再生していた。
2日前、全国経済人連帯会議の新築会館竣工式。この最先端ビルの前には1979年、故朴正煕(パク・チョンヒ)大統領が当時の会館建築を祝うために書いた直筆の揮毫「創造、協同、繁栄」が記された大きな記念碑があった。当時11月の会館竣工記念式に参加するつもりだった朴大統領が10月26日に死去して叶わなかったが、今回の竣工式には娘の朴槿恵(パク・クネ)大統領が出席した。そして漫然と忘れられていた70年代の揮毫は、30余年ぶりに新しく建てられた会館の前に復活した。