2兆円をかけた安倍首相の反中連帯にひび(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.12.16 08:48
これと関連し外務省関係者は、「対中関係において10カ国間で温度差が大きく、これらの最大公約数だけで声明を整理するほかなかった」と吐露した。実際に領有権紛争で中国と対立しているフィリピンやベトナムもあるが、ミャンマー、ラオス、カンボジアのように中国との関係が強い国も多い。
日本は当初中国を狙い「安全保障脅威」という表現も盛り込もうとしたが、一部の国が強く難色を示したという。朝日新聞によると、シンガポールのリー・シェンロン首相は会議前日に日本政府高官から中国への民間機の飛行計画提出をやめるよう求められると、表情をこわばらせ「同じことを米国に言えるのか」と不快感を示したという。