中国除き周辺国ぐるぐる…安倍首相の穴あき「ドーナツ外交」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.08.14 10:57
「外交は単純に両国の関係だけで見るものではない。地球儀を眺めるように世界全体を眺望しなければならない」。
就任直後の今年初め、日本の安倍晋三首相が明らかにした外交観だ。日本のメディアも「地球儀にピンをさしていくやり方」としながら安倍首相の首脳外交を「地球儀外交」と呼んだ。就任後今まで安倍首相が訪問した国は16カ国だ。
早期の米国訪問計画がずれ込むと、すぐに彼は1月に東南アジア3カ国(ベトナム・タイ・インドネシア)を先に訪れた。2月の米国に続き3月末にモンゴル、4月末~5月初めにはロシアやサウジアラビア・アラブ首長国連邦・トルコを訪問した。5月末にソウルで予定された韓日中首脳会談が中国側の拒否で失敗に終わり、安倍首相は行き先をミャンマーに変更した。6月にはポーランド・英国・アイルランド、参議院選挙圧勝後の7月末には再び東南アジア3カ国(マレーシア・シンガポール・フィリピン)に行った。