韓国20~30代の10人中8人、来年の就職を悲観(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.12.13 09:51
梨花(イファ)女子大学仏文科4年生のIさん(24)は先週末、家族会議の末に「大学5年生」になることを決めた。サムスン電子など大企業10社余りに入社願書を出したが、ただの1社も合格できなかったためだ。彼女はある科目の単位をFにして来学期に再受講するつもりだ。Iさんは「TOEIC点数は910点、TOEICのスピーキングはレベル6、単位は4.3点満点で3.8点だが、書類選考を通過するのも難しかった」と話した。彼女は「特に大企業の場合は女性の大卒新入社員を全体の10%程度しか選ばないらしく、初めから期待もしていなかった」と話した。
今年も就職に失敗した大学生が大挙して卒業を猶予し、「大学5年生」「大学6年生」が量産される見通しだ。このため来年に大学の卒業予備生として求職活動をする予備就職準備生(就準生)の間には不安感が漂っている。韓国銀行・産業銀行など金融圏就職のために軍服務中でも会計・経済学の勉強を続けてきたという予備就準生のチェ・ヒョンジンさん〔24、延世(ヨンセ)大学経済学科3年生〕は、「修学能力試験(日本の大学入試センター試験)を受ける時に浪人生を意識するように、就職する時にもいわゆる『就職浪人生』を気をしないわけにはいかない状況」と話した。