KOTRA社長「来年の輸出、中国・イラン・日本に戦略的対応を」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.12.04 11:03
大韓貿易投資振興公社(KOTRA)の呉永鎬(オ・ヨンホ)社長が新年の話題として「啐啄同時(そったくどうじ)」を提示した。
「(ひなが卵から生まれようとする際に)ひなと親鶏が内と外から一緒に卵をつつく」という意味の四字熟語で、国民・企業・政府が一致協力して成長の突破口を開かなければならないということだ。呉社長は3日、ソウル鍾路(チョンノ)のあるレストランで記者懇談会を開いて「今年まで3年連続で貿易1兆ドルを達成したが、ここに安住していてはいけない」として「国際社会で信頼を高めて世界経済の同伴成長にも寄与しなければならないだろう」と話した。特に中国・イラン・日本と戦略的関係を結ばなければならないと強調した。中国は先月閉幕した「共産党第18期中央委員会第3次会議(3中全会)」で、輸出によって国富を増やす過去路線を修正して、内需を育てて対外開放の拡大、産児制限の緩和、新都市化の促進などを推進する第1期改革・開放に乗り出すと発表した。呉社長は「KOTRAが国内企業の中国市場の進出をサポートして上海自由貿易地帯(FTZ)、韓中FTAなどについての情報を積極的に提供する」と話した。