「ワインとキムチチャーハン、一緒に楽しむと幻想的」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.12.02 13:53
「ワインを学ぼうとするな。ただ、楽しめ。韓国人にこの言葉をどうしても聞かせたかった」。
世界のワイン業界が最も注目する人物の中の1人であるジェームズ・サックリング氏(56、米国)は、「ワインの勉強」の話から始めた。先月29日、香港フォーシーズンズホテルで開かれた「今年のイタリアワイントップ10試飲会」で、中央日報との単独インタビューの場であった。ワイン業界では比較的ありふれた行事だったが、彼の名前のためなのかイタリアのワイナリー約60か所の代表や、世界各国の40余りのメディア取材陣ら約600人が集まった。サックリング氏は米国のワイン専門誌『ワイン・スペクテイター』の編集長を30年余りつとめた。現在は香港・中国・シンガポール・タイで発行されている雑誌『Asia Tatler』のワイン専門記者として活動している。レベルの高いワイン評論が愛好家から共感される中で、彼は「味覚の絶対者」と呼ばれるワイン評論家ロバート・パーカー氏に続く人物として注目されている。