韓国居住外国人が討論…韓国が海外広報に失敗する理由(1)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2013.11.06 13:39
すべては「ロマンチックなきのこ」から始まった。先月初め、韓国農水産食品流通公社がニューヨークで韓国の食材料を広報した際、「ロマンチックなきのこ」(romantic mushroom)、「素晴らしいワカメ(fabulous seaweed)」「刺激的なキムチ(exciting Kimchi)」というコングリッシュ(Korean+Englishの合成後)を書いたことが知られ、嘲笑を買ったのだ。問題は、このハプニングが韓国を正しく広報する方法を探る議論につながらなかったことにある。このため中央SUNDAYが外国人に率直かつ建設的な批判を求めた。韓国に10年以上居住しながら韓国文化関連本を出した人たちで、マイケル・ブリーン・インサイトコミュニケーションズ会長、ダニエル・チューダー元エコノミスト特派員、アンドリュー・サルマン・ワシントンタイムズ特派員、マーク・ラッセル・コリア中央デイリーエディター、チョ・マクファーソン「ゼンキムチ」ブログ運営者の5人だ。彼らは先月31日、2時間ほど討論し、批判と提言をした。
対談は「ロマンチックなきのこ」キャンペーンに対する叱責で始まった。ジョー・マクファーソンが「コメディー番組の広告かと思った」と話すと、マイケル・ブリーンは「私は『ロマンチックなきのこ』というので、麻薬の広告だと思った」と語った。続いて「単語のニュアンスを考慮せず、聞こえのいい言葉をむやみに使うのが問題」と指摘した。マーク・ラッセルは「英語の形容詞の中から一般的に良い意味を持つ単語を選んで付けただけ」とし「この広告だけでなく、韓国で作られた英語のコンテンツによく見られる問題」と話した。