新党旗揚げ宣言の安哲秀議員、“三重苦”どう乗り越えるか=韓国(2)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2013.12.01 12:12
早期旗揚げ派は、「旗揚げしてこそ地方選挙で当選者を出すことができ、地域組織も固められる」という立場だ。安議員が国会に入って7カ月が過ぎただけに存在感を見せる時期になったという世論も掲げている。
これに対し慎重派は、「人物・政策・綱領などが十分に準備された後で旗揚げするのが望ましい」と反論する。人物招聘が容易ではないうえに大物級の人たちは来年の地方選挙よりも2016年の総選挙を狙っているという現実論を考えなければならないという主張だ。基礎議員の政党公認制が廃止される可能性が高く、地方選挙前に旗揚げしても大きな効果は得にくいという計算もある。次期大統領選挙を見据える安議員の立場からは政治時計を最大限遅らせるのが有利になるとも主張する。