営業益は半減、信用等級も下落…韓国ポスコの「失われた5年」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.11.29 10:06
だが、期待は大きく外れた。大宇インターナショナルは昨年売上額が前年より9.7%減り、営業利益は下落傾向を免れなくなって3年目だ。今年は事情がさらに悪い。7-9月期の営業利益が昨年同期よりも36%もさらに落ちた。営業利益率は1%にも達していない。ポスコプルレンテックとの合併を控えているソンジンジオテックの場合、2010年の市場価値より高いという批判を甘受しながら1600億ウォンで買いとったが、3年連続純損失を免れなくなっている。この会社の負債比率は484%に達し、借入れ金に対する利子費用だけで200億ウォンを越えた。
グループ全体の財務状態が悪くなったことは自然な流れだ。ポスコの営業利益は鄭会長が就任した2009年にすぐ3兆ウォン台に落ちた。2010年は5兆ウォン台でしばらく回復したが、傾向的反騰を引き出すことができず、昨年に再び3兆ウォン台に墜落した。今年は昨年よりさらに悪い。