韓国の技術で…2020年に月、2030年に火星へ行く(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.11.27 09:15
この過程で月探査船を載せる韓国型ロケットを当初より2、3年操り上げて開発(2018-19年)することが議論された。しかし今回は1年3カ月だけ短縮することで最終決定されたのだ。
これに関し、パク・テハク韓国型発射体開発事業団長は「技術的・予算的な負担を減らすための選択」と述べた。韓国は「羅老」打ち上げ当時、1段目のロケット(推進力170トン)をまるごとロシアから導入した。一方、韓国型ロケット1段目は75トンのエンジン4機を一つに束ねて(クラスタリング)製作する。
しかし韓国は現在75トンエンジンやクラスタリングの開発経験がない。このため燃焼試験などを数え切れないほど繰り返さなければならないが、この期間を2、3年短縮するのは大きな負担となる。専門家は「設備を大幅増やして同時に試験をすれば不可能ではない」と話す。しかしこの場合、数千億ウォンの追加予算が必要だ。このため開発期間を少しだけ短縮して開発陣の負担を減らし、追加予算を最小化(政府発表基準1125億ウォン)したのだ。