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【時論】北東アジアの平和と安定が急がれる=韓国(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.11.18 13:26
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特に国際金融機関はこれまでベトナム、カンボジア、ミャンマーなどとの国際開発協力を通じ意味ある多くの変化と成果を作り上げた。社会主義低開発国は国際金融機関との真正性ある相互協議過程をはじめとする経済開発に向けた技術支援、市場化進展に向けた小額金融支援プログラムなど多様な開発支援活動により徐々に信頼を積み透明性を向上させることができた。こうした双方向協力過程が低開発社会主義国の住民生活安定と成長を追求し周辺地域の平和を増進させた。こうした豊富な経験とノウハウは転換の岐路に立っている北朝鮮にも良い示唆点を提供できるだろう。

もちろん北朝鮮はこれらの国とは違い、韓半島の独特な歴史、地政学、アイデンティティという環境を持っている。しかし北朝鮮の金正恩第1書記が、「人民が再びベルトをきつく締めないようにする」と公言したように住民生活改善に向け国際社会と協力するという意志を見せ信頼を積むならば未来は暗くないだろう。いまでも韓国と国際社会は北朝鮮指導部がこうした意志を見せ正しい選択をするならば、いつでも実効的な支援をする準備ができている。2013年11月19日にソウルのコンラッドホテルで慶南(キョンナム)大学極東問題研究所が韓国輸出入銀行とともに開催する国際学術会議はこうした準備をより具体化するために用意された席だ。

 
今回の学術会議には世界銀行と欧州復興開発銀行の現職エコノミストらをはじめ北東アジア周辺国の専門家たちが参加し、ミャンマー、ベトナム、東欧での改革・開放の事例を説明し金正恩体制が見せている多様な経済変化に対する鋭い分析と評価を提供するだろう。開城(ケソン)工業団地の国際化と北朝鮮の経済特区開発、韓中ロ三角協力、広域豆満江(トゥマンガン)計画事業などを紹介し具体的国際協力策を提示して政策的示唆点を提供するだろう。今回の学術会議が平和と繁栄の新しい北東アジア時代を開くための契機になるよう祈る。

朴在圭(パク・ジェギュ)慶南大学総長・元統一部長官


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