【時論】中年夫婦に似た南北関係を
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.11.14 17:14
南北関係の正常化は順調に進んでいないようだ。開城(ケソン)工業団地の再稼働後、離散家族の再会が取り消され、南北間では葛藤と無関心が続いている。進んでは止まる南北関係に、今はもう多くの人たちがいら立ちを感じている。
南北関係はなぜこのように難しく複雑なのか。なぜ思い通りにうまくいかないのか。これまでの歴史的な経験を振り返ると、南北関係というものはもともと容易でないことが分かる。難しいのが正常であることを知る。善意を持って和解で一貫した南北関係も、結局は成功に結びつきにくかった。2000年の南北首脳会談後、ときめきと切実な思いで南北関係を扱ったが、南北は心の扉を十分に開くことができなかった。民族の和解に立脚した私たちの善意は、北に善意として受け入れられなかった。李明博(イ・ミョンバク)政権は全面圧力で一貫したが、北を屈服させることも変化させることもできず、韓半島の緊張を高めた。