◆韓国最高齢打者・宋志晩が再契約＝韓国プロ野球のネクセンは外野手・宋志晩（ソン・ジマン、４０）に契約延長を提案したと明らかにした。宋志晩は「今季が最後だと考えたが、球団が私の価値を認めてくれたようでうれしい」と語った。

自由契約選手（ＦＡ）資格を取得した宋志晩はＦＡを行使せず、近くネクセンと１年契約をする予定だ。仁荷大を卒業し、９６年にハンファに入団した宋志晩は１８年間プロでプレーした。ＬＧのチェ・ドンス（４２）が先月引退し、宋志晩が現役最高齢打者になった。

宋志晩は朴賛浩（パク・チャンホ、元ハンファ）、林仙東（イム・ソンドン、元現代）、朴栽弘（パク・ジェホン、元ＳＫ）ら特級選手たちと同期だ。しかしプロデビュー後、知名度は低かった。宋志晩は誠実な性格で実力をつけていき、２００２年には前半まで李承ヨプ（イ・スンヨプ）と本塁打争い（シーズン３８本）をした。２００４年に現代にトレードされてからパワーは落ちたが、チームのリーダーを務め、重要な役割を果たした。

結局、宋志晩は“野球天才”と評価された同期の中で最も長く選手生活をしている。宋志晩は「私はもう保険のような選手。見えないところで後輩を支え、けがをした選手が出てくればプレーできるように常に準備する」と話した。

◆山本昌広（４８歳）

生年月日：１９６５年８月１１日

ポジション：投手（左投げ）

プロ経歴：１９８３年中日ドラゴンス入団

通産成績：５７６試合登板、２１８勝１６４敗５セーブ、防御率３．４５

◆宋志晩（４０歳）

生年月日：１９７３年３月２日

ポジション：外野手（右投げ）

プロ経歴：１９９６年ハンファ入団、２００４年現代にトレード、現ネクセン

通産成績：１９３８試合出場、打率２割８分２厘、安打１８７０本、本塁打３１１本、盗塁１６５個


＜野球＞韓日最高齢のプロ野球選手、中日の山本とネクセンの宋志晩（１）