【社説】米国の盗聴疑惑、もっと堂々と問いたださねば=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.10.31 10:44
敵と友人を分けない米情報当局の無差別的盗聴疑惑の波紋がますます大きくなっている。米国家安全保障局(NSA)が外国公館に対する監視盗聴でも足りず各国首脳の携帯電話まで盗聴していたことが明らかになった。
米中央情報局(CIA)元職員エドワード・スノーデン氏が流出した機密文書によると、NSAは35カ国の首脳の通話を盗聴し、ドイツのメルケル首相の携帯電話は10年以上にわたり盗聴した。また、韓国、日本、フランスなど38カ国の駐米大使館をターゲットに盗聴とサイバー攻撃を通じて情報を収集してきた。米国が全世界にかけて膨大な監視盗聴網を運営してきたことは公開された秘密だ。したがって改めて驚くことではないが、問題はその実状が表面に現れたという点だ。