サムスンが渇望する「サムスン生態系」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.10.30 15:56
28日(現地時間)、米サンフランシスコのウェスティンホテルのグランドボールルーム。カティス・ササキ米サムスン電子メディアソリューションセンター(MSC)専務(57)が2つのギャラクシーノート10.1でそれぞれアイスホッケーゲームのアプリケーションを実行させた。2つの機器を近づけて指で画面をスライドさせると、自動で2つのゲームが連動した。左側ノートのアイスホッケーのパックが右側ノートのゴールに入る場面に、行事場所に集まった開発者約800人から歓声があがった。この日、サムスン電子が発表した「サムスン・グループプレー・ソフトウェア開発道具(SDK)」を活用したゲームだ。
サムスン電子がアップル・グーグルに対抗する情報技術(IT)生態系の構築に乗り出した。サムスン電子は27日から3日間、「開発者の聖地」と呼ばれる米サンフランシスコで開発者行事を開いた。初めて参加費を受ける有料行事として準備した。計7部門・50セッションで開かれた今回の行事には、世界33カ国の開発者、パートナー会社の関係者約1300人が参加した。グループプレーのほかにも、同じ場所にある機器をネットワークに連結する「サムスンコネクティビティSDK」とアップグレードされた「サムスンモバイルSDK」が新たに公開された。