米NSA、2年前に日本に盗聴協力を要請
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.10.28 09:21
米国の情報機関である国家安全保障局(NSA)の各国首脳に対する通話盗聴の波紋が広がっている中で、日本にもNSAから盗聴関連の協力要請があったと共同通信が27日報道した。
共同通信は複数の消息筋を引用して「NSAが2011年頃、日本政府側に光ケーブルを通じて行き来する電子メールや電話などの個人情報の盗聴への協力を打診した」として「だが日本は、法的制約と情報要員不足などを理由に要請に応じなかった」と伝えた。共同通信は「NSAのこうした要請は、中国の国際光通信などアジア・太平洋をつなぐ多くの光ケーブルが日本を経由するため」としながら「中国の情報収集が目的だったものとみられる」と付け加えた。日本を経由する光ケーブルに盗聴装置の設置を進めていたということだ。