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キムチ・キムチの漬け込み、ユネスコ無形文化遺産へ(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.10.24 10:11
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韓国を超えて世界で楽しまれる食べ物となったキムチ。そして韓国の共同体文化を象徴するキムチの漬け込み(作業)。そのキムチとキムチの漬け込みが、ユネスコ無形文化遺産になる見通しだ。韓国文化財庁は23日、ユネスコ無形文化遺産への登録を申請した「キムチとキムチの漬け込み文化(Kimjang:Making and Sharing Kimchi)」がユネスコ無形文化遺産委員会傘下の審査補助機構(Subsidiary body)から「登録勧告」の判定を受けたと明らかにした。登録勧告の判定は事実上の登録決定だ。

最終決定は12月にアゼルバイジャンで開かれるユネスコ無形文化遺産委員会で下される。登録が確定すれば、韓国は全16件の無形文化遺産を保有することになる。

 
◆韓国人のアイデンティティ=ユネスコはキムチが韓国に数百年間伝わる食べ物というだけでなく、韓民族のアイデンティティを形成してきた重要な文化的資産だということに注目した。キムチの漬け込み作業などを通して共同体の結束力を強化するのはもちろん、海外韓国人もやはりキムチとキムチの漬け込み文化を守っており韓国人というアイデンティティと所属意識を形成するのに重要な役割を果たしているという評価だ。

実際、2011年に文化財庁が実施したアンケート調査によれば、韓国人の95%は少なくとも一日に1回以上キムチを食べており、64%は一日3回の食事で毎回キムチを食べていると答えた。今でも韓国人の80%は直接キムチの漬け込みをしたり親戚が行うキムチの漬け込みに参加する。

順天(スンチョン)大学キムチ研究所のパク・ジョンチョル院長は「外国の人々は、キムチは分かるがキムチの漬け込みは知らない。キムチを作って分け合う文化が、キムチの漬け込み文化だ。輸出をする時も、キムチ自体だけではなく文化やストーリーテリングが一緒についていくべきだ」として「キムチとキムチの漬け込み文化のユネスコ登録は、キムチ産業がさらに発展してキムチの世界化に向けた画期的な機会になるだろう」と期待した。


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