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「キムチの国」韓国、キムチから手を引く(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.10.23 13:19
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「先週ホワイトハウスの菜園の白菜(Napa cabbage)でキムチを漬けました。皆さんも一度お試しください」。今年2月、ミシェル・オバマ米大統領夫人がホワイトハウスのファーストレディーのツイッターにキムチの写真とともに載せたコメントだ。ミシェル夫人は「簡単なキムチを自分で漬けてみよう(Make your own simple Kimchi)」と調理法も紹介した。西欧社会でも韓国のキムチが普遍化したことを傍証する事例だった。

韓国農水産食品流通公社(aT)によると、韓国は昨年、日本をはじめ世界62カ国にキムチ1億660万8000ドル分を輸出した。重さにすると約2万8000トン。キムチ輸出では過去最高実績だ。最大の輸出先は日本で、輸出額全体の80%を占める。次に米国、香港、台湾の順だ。しかしキムチ宗主国の韓国のキムチ自慢はここまでだ。

21世紀の韓国キムチ産業は“三重苦”の重病を抱えている。中国との競争、国内の原材料需給不均衡、キムチ消費の減少だ。

韓国はキムチ宗主国だが、キムチ輸入国だ。金額基準では2006年から、重さでは2004年からキムチの輸入が輸出を上回る。昨年、韓国は1億660万8000ドル分のキムチを輸出、1億1084万2000ドル分を輸入し、423万4000ドルの貿易赤字となった。今年1-8月のキムチ貿易赤字は765万8000ドルと、赤字額は今後もさらに増える見込みだ。さらに漬け白菜などキムチの材料として輸入する白菜を含めると、赤字幅はさらに膨らむ。白菜の輸入は2010年500万ドルに迫ったが、2011年は200万ドル、昨年は90万ドルと減っている。しかし韓国国内の白菜価格が急騰すれば、いつでも白菜輸入額は増えるしかない。

韓国がキムチを輸入する国は中国だ。昨年のキムチ輸入額のうち90%(1億1082万6000ドル)以上を中国から輸入した。事実上、すべてのキムチを中国から輸入している。統計上の残りの輸入額は、輸出された製品が返品されたケースだというのがaT側の説明だ。一方、2011年まで20万ドル分以上だった対中国キムチ輸出は昨年1万5000ドルに減り、今年はそれも完全に中断した。セヌリ党の李雲竜(イ・ウンリョン)議員は「今年1-8月、国産キムチの輸出額は前年同期比14.2%減ったが、同じ期間、キムチの輸入は12.4%増えた」とし「キムチ貿易の赤字額が765万8000ドルにのぼるほど、キムチ輸入国に転落した」と述べた。

キムチ輸出中断の原因は、中国が韓国のキムチに対して別途の衛生基準を設けず、「100グラムあたり大腸菌群数が30匹以下」という自国の「泡菜(漬け野菜)」基準を適用しているからだ。泡菜とは、塩や山椒の葉・唐辛子・水などを入れて沸騰させ、冷ました後、各種野菜を入れて発酵させ、殺菌した製品をいう。大腸菌群が完全に死ぬため、厳格な基準を適用することができる。

しかしキムチは違う。特性上、熱処理をせず自然熟成するため、乳酸菌などの各種菌がそのまま生きている。また自然に形成される大腸菌群があり、中国の泡菜衛生基準を通過できない。したがってその間少量ではあるが中国に輸出していたキムチは加熱処理したものがすべてだった。キムチに入っている大腸菌群は初期に一部あるが、熟成過程で消え、害になるレベルではない。輸入食品に対する衛生基準が厳しい日本も韓国キムチを問題なく輸入しているのがこれを証明している。

中国が韓国産キムチ輸入に泡菜の基準を適用したのは2004年からだ。しかし韓国政府は2009年になってから中国政府にキムチ衛生基準の改正を要請し始めた。しかし中国側の協力がなく、現在まで進展はない。主務部処の農林畜産食品部も事実上、手放し状態だ。農食品部内でキムチ産業を担当する公務員はわずか一人だが、最近異動し、1カ月間ほど空席だ。


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    2013.10.23 13:19
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