韓米防衛費交渉、遠くて険しい道…米シャットダウンの伏兵も(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.10.07 08:55
在韓米軍の駐留費用を決める韓米防衛費分担金特別協定(SMA)交渉で両国の隔たりが狭まらない。5日、両国は防衛費分担交渉大使など実務者が出席した中で「少人数会議」を開き、防衛費総額の調整を図ったが、進展はなかった。韓国外交部の関係者は6日、「前途は長い」とし「11月にも引き続き交渉しなければいけないようだ」と雰囲気を伝えた。当初、両国の国会通過のため、今月末を交渉妥結期間としたが、まだ隔たりは大きい。
◆韓国8695億ウォン提示vs米国1兆ウォン要求
争点は防衛費総額と制度改善の部分だ。韓国政府は▼約4万人だった在韓米軍が2000年代半ばから縮小し、現在2万8500人レベルに減った点▼平沢基地移転などが最終段階にある点--など、減額の要因があると判断している。このため2013年の分担金とほぼ同じ8695億ウォン(約790億円)前後を提示しているという。