福祉公約めぐり波紋…朴大統領、国民説得へ(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.09.24 11:32
しかし前回の大統領選挙では国民幸福推進委員会副委員長を引き受け、朴大統領の大統領選挙公約を総括した。当選後には核心要職である大統領職引き継ぎ委員会副委員長に任命された。セヌリ党議員のうち入閣したのは陳長官と劉正福(ユ・ジョンボク)安全行政部長官の2人にすぎないほど朴大統領の信頼が大きかった。“脱朴”のうち朴槿恵系の核心より重用されたのは陳長官が唯一だ。
青瓦台は当初、福祉部が発表する基礎老齢年金案は幸福年金推進委員会という社会的機構の議論まで経た案であるため、国民に公約修正の不可避性について説明する余地があると判断した。公約の後退または破棄ではなく、財政状況に合わせて最大限に公約の趣旨を生かそうとした「修正案」というのが、青瓦台の立場だった。