イスタンブールが驚いた、韓国美術の躍動性
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.09.17 16:48
初夏にトルコ反政府デモ隊が激しいデモを行ったイスタンブールのタクシム広場には、初秋の痛い太陽の光だけが残っていた。一時、ツイッターを熱く盛り上げた沈黙デモの男『スタンディングマン』は消え、日常に忙しい市民がトレムを乗り降りして急ぎ足で歩いている。
市内のあちこちではためく太極旗とトルコ国旗の間に「イスタンブール-慶州(キョンジュ)世界文化エキスポ2013」の旗がある。「道、出会い、そして同行」をテーマに先月31日に開幕した祭りが終盤に近づく中、アヤソフィア博物館前の広場やタクシム共和国ギャラリーなど観光名所の近くに場所を占めた20か所余りのイベント会場には自然と人々が集まって姉妹国・韓国の文化を楽しんでいた。
トレム終点から2つ目の停留所である「Tophane(武器製造庫)」駅で降りて丘を上がると現れる「Tophane-i Amire Culture and Arts Center」は、韓国からきた現代美術展「未知の力(Unknown Forces)」を観に来た人々で混み合っていた。ちょうど12日に開幕した国際美術展「イスタンブール・ビエンナーレ」の参加者が「未知の力」に大きな関心を寄せていた。