共同体生かす美術…コミュニティアートの勝利、香川県直島(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.08.27 10:13
美術は、衰退した地域社会を変化させることにも積極的に取り組む。いわゆる「コミュニティアート(共同体美術)」だ。最も脚光を浴びている事例のうちの一つが、日本の香川県にある直島だ。それで行ってきた。直島と近隣の島々が一つになって3年ごとに開催している瀬戸内国際芸術祭のこれまでと今の姿を探った。
壁を探りながらやっと入って座った。私の手も見えない、なかなか体験し難い完ぺきな闇だ。少し待つと、おぼろげに見え始めた。このように絶望的な闇の中でも時間が経てば光を把握することができる。人間の目は、そのように一筋の光だけでも見ることができる潜在力を有している。