【論争】韓日首脳会談は必要か(2) 歴史認識に変化ない限り信頼回復は難しい
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.09.16 15:21
歴史認識に変化ない限り信頼回復は難しい私たちの外交の中心軸である4強首脳外交で日本だけが除外されている。朴槿恵大統領が日本より先にベトナムと首脳会談を行ったのも非常に異例だ。新政権発足から6カ月が過ぎ、北朝鮮とも関係改善が始まったが、韓日首脳会談は開かれる兆しが見えない。盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は03年6月に、李明博(イ・ミョンバク)大統領は08年4月に日本を訪問し、首脳会談をした。ともに就任直後だった。
韓国と日本は近現代史で敵対と親善という愛憎の歴史を持つ。植民支配の暗い過去にもかかわらず、両国は国交正常化で善隣友好関係を結んだ。しかし今の韓日関係は政治・外交的に最悪の状態にあるといっても過言でない。韓日両国の共同調査で「両国関係は良い」という回答は、韓国国民の場合2007年の37%から2013年には17%に、日本国民の場合も72%から18%に低下した。