議員時代は柔軟、就任後は…日本を眺める朴大統領の目(1)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2013.08.13 17:15
「独島(ドクト、日本名・竹島)は大韓民国の領土ではないですか」。2006年3月、朴槿恵(パク・クネ)ハンナラ党代表は日本を訪問した。日本の記者が「竹島問題をどう考えるか」と尋ねると、すぐに朴代表はこのように問い返した。「独島は明白に韓国の領土だから無駄な質問をするな」というメッセージを独特の反問方法で投じたのだ。
小泉純一郎日本首相に会った際も、「日本の指導者は言動に気をつけて韓国に配慮するべきだ」と直接的に要求した。しかし「両国間の政治的な冷え込みが放置されれば、双方に望ましくないだけに、早期に改善されるべきだという点には、日本側と認識が同じ」と明らかにした。2カ月後にはソウルで日本人拉致被害者家族連絡会代表の横田滋氏と会い、日本の最大の懸案である拉致問題に関心を表明した。