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フランクフルトモーターショーを占領したハイブリッド・電気自動車(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.09.11 15:51
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ベンツはS500プラグインハイブリッドを公開した。この車は新型3.0L V6ターボチャージャーエンジンと80kW出力の電気モーターを搭載している。燃料効率は1リットルあたり約33.3キロ。大型セダンも燃費が悪ければ見向きもされないという点を勘案した戦略だ。二酸化炭素排出量は69グラム/キロで、電気動力だけで30キロ走行できる。S500は効率を最大化するため「先行エネルギー管理システム」を搭載した。ナビゲーションを利用して道路の環境や渋滞、速度制限区間などの情報を把握した後、バッテリー管理に活用する方式だ。

BMWはハイブリッドスポーツクーペモデルのi8を公開した。車のドアが蝶が翼を広げるように開く「バタフライドア」で華麗な姿を誇り、スマートフォンによく使用されるゴリラガラスをかぶせた。運転席を中心に前方には電気モーター、後方にはエンジンが位置するハイブリッド四輪駆動方式にダウンサイジングされた3気筒1.5Lターボユニットが搭載されている。前面には1300馬力を発揮する電気モーターを、後方には231馬力のエンジンを搭載した。2つが同時に稼働すれば361馬力を発揮する。i8もプラグインハイブリッド形態で家庭でも充電できる。

 
ポルシェもハイブリッドスーパーカー918スパイダーを公開した。612馬力を出す8気筒エンジンに電気モーターを搭載している。時速320キロまで運行可能な最高級スポーツカーで、燃費も30キロに達する。不可能と見なされてきた性能と燃費を両立したというプライドに満ちた車だ。シャーシー全体が炭素繊維強化ポリマーで製作され、重さは1640キロと軽い。ポルシェの関係者は「918スパイダーは車両全体がハイブリッド駆動装置を中心に設計され、効率と性能をともに備えている」と説明した。

トヨタは展示ブースをハイブリッドで埋めた。小型車ヤリスのハイブリッドモデル、ヤリス・ハイブリッドRが代表格だ。BMWとランドローバーは大型スポーツ用多目的車(SUV)のハイブリッドモデルを公開した。BMW X5 eドライブはドイツ現地で生産される車を基準に燃費が26.3キロに達する。


フランクフルトモーターショーを占領したハイブリッド・電気自動車(1)

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