格安航空会社、安全面の問題が浮上=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.09.03 14:12
燃料連結装置キャップの遺失、油圧システムの欠陥、燃料過剰…。先月16日、フィリピン航空当局が格安航空会社(LCC)のゼスト航空に資格停止と運航禁止措置を取りながら、その根拠に挙げた問題点だ。致命的な事故につながるおそれがある欠陥だ。
燃料連結装置のふたがなくなれば、燃料が漏れ、機内の火災発生につながることもある。着陸ギアや尾翼など航空機の離着陸に関連した核心部品や直接連結している油圧システムの故障はさらに深刻な問題だ。燃料を定量より多く入れる場合も航空機の均衡が崩れ、飛行安定性が低下する可能性がある。調査期間は20日間にすぎなかったが、なんと5機の航空機でこうした欠陥が見つかった。