「北朝鮮の人権問題、国際機関の現地調査認めるべき」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.08.28 11:26
国連北朝鮮人権調査委員会(COI)が北朝鮮の人権じゅうりんの惨状と関連し、北朝鮮当局が国際機関の現地調査を認めるよう促した。10日間の韓国訪問調査を終えたCOI調査委員は27日、ソウルのプレスセンターで記者会見し、「北朝鮮が取る最善の道は、信頼できる国際機関が北朝鮮に行き、人権関連の争点を現場で確認すること」と話した。COIは国連人権理事会の北朝鮮人権決議案により今年設立された機関だ。
COIのカービー委員長は、「われわれは国際社会の目と耳になり50人余りの証人と韓国で会った。政治犯収容所の死体処理、拷問など非人道的状況、裁判のない公開処刑、連座制、北朝鮮への強制拉致、女性の強制堕胎と人身売買などに対する信じるに値する証拠を集めた」と明らかにした。カービー委員長は、「女性人身売買、収容施設内の人権虐待、国際海賊行為など新たに明らかになった事実に対しては国際社会がより多くの関心を傾けるだろう」と強調した。しかし障害者などを対象に生体実験をしているという疑惑が提起された83病院などに対しては「証拠が足りない」と話した。