知韓派と知日派が話す、韓日関係の解決法(2)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2013.08.26 16:34
◆「日本、戦後処理過程で『私たちも被害者』認識」
ドイツのメルケル首相は20日、過去のナチス収容所を訪問して「深い悲しみと恥ずかしさを感じる」と謝罪した。日本と安倍首相はなぜそのようにできないのだろうか。これについて添谷所長は「戦後処理過程で日本はドイツと違い、戦争の主体をまともに断罪する機会がなかった」と説明した。これは戦争を主導した人物がまさに天皇だと認めることが、天皇への尊敬心が大きな日本では容易ではないためだ。添谷所長は「長崎・広島被爆を体験し、戦後に米軍占領を受けた日本人たちは『私たちも被害者』だという考えをするようになった」としながら「日本人も『戦争は悪くてひどい』と言うがなぜ悪いことなのか、戦争を起こした主体は誰なのかについての議論はしなくなった」と付け加えた。