家計負債980兆ウォン…住宅貸出などで4-6月期に17兆ウォン増=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.08.23 08:41
家計負債がまた急速に増えている。22日の韓国銀行(韓銀)によると、6月末現在の家計信用残額は980兆ウォン(約86兆円)と、過去最高となった。4-6月期だけで16兆9000億ウォン増えた。前年同期比の増加率も5.5%にのぼった。増加ペースがまた速まったのだ。家計信用とは、家計が銀行などで借りた「家計貸出」とカード・分割払いなど「販売信用」を合わせた金額。
家計の負債増加の主な原因は住宅担保貸出だ。6月末の取得税減免終了を控え、住宅取引と貸出が大きく増えた。家計貸出残額は6月末基準で926兆7000億ウォンと、4-6月期だけで17兆5000億ウォン増加した。
一方、販売信用は6000億ウォン減少した。クレジットカードの代わりにチェックカードを使用する人が増え、消費心理も冷え込んだからだ。