【コラム】「猛暑ゾンビ」が出没する韓国(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.08.14 13:30
これまで検察の原子力発電所不正捜査団が起訴した不正関連者は90人余りで、このうち26人が拘束された。韓国水力原子力部長とその知人の家から6億ウォン(約5340万円)余りの現金束が発見され、彼に10億ウォンを渡した容疑で現代(ヒョンデ)重工業の元・現職役職員が拘束された。さらにパク・ヨンジュン元知識経済部次官へのロビー容疑まで大きくなり権力型ゲートに広まる兆しだ。
問題は彼らに対する処罰だ。社会に及ぼした影響を勘案して刑量が加重されるだろうが、基本的な限界がある。最高裁は最近似たような容疑(わいろ)で起訴された韓水原の元職幹部に懲役10カ月~8年の刑を確定した。果たしてこの程度の処罰が、全国を恐怖に陥れ算定が難しいほどの被害を及ぼした罪の代価として適正なものであろうか。