議員時代は柔軟、就任後は…日本を眺める朴大統領の目(2)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2013.08.13 17:15
政府関係者によると、朴大統領は日本に対して現実主義的な視点を持っているという。「21世紀の東アジア時代を共同で引っ張っていくパートナー」という認識だ。しかし日本の歴史直視と、それによる信頼の構築が先にあるべきだと考えている。北核問題で韓日の協力がいつよりも重要な時期だが、このためにも日本が前向きに過去の問題を解決すべきと考えているということだ。
「北朝鮮変数」も朴大統領の対日外交に影響を及ぼしていると、別の外交官は伝えた。朴大統領は6月27日、中国の習近平国家主席との会談で、中国側が避けてきた韓日中首脳会談を年内に開催するという合意を引き出した。外交実務陣は「韓国は韓日中協力事務局の議長国であるうえ、日中を仲裁する役割で外交的な位置づけを広めなければいけない」とし「したがって3カ国首脳会談を早期に開くことを中国に促す必要がある」という意見を青瓦台に伝えたという。