【社説】国際大会も開けない競技場を建設するとは…=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.08.09 15:54
また国際スポーツ大会に関連した問題が浮上した。光州広域市が2019年世界水泳選手権大会の招致過程で書類を偽造したことが明らかになったのに続き、大邱に建設された韓国初の室内陸上競技場は施設の不備のため国際競技を行えない状況であることが分かった。国際社会で顔を上げにくいほどあきれるようなことだ。
政府と大邱市が732億ウォン(約63億円)を投資する大邱陸上振興センターは、完工から2カ月経過しても開場できずにいる。国際公認競技を開催するためには150メートルの曲線トラック4レーンと50メートルの直線トラック6レーンを備えた準備運動(warm up)区域が必要だが、直線トラックしかない。来年3月に開催される予定だった国際室内陸上競技大会も白紙となる危機に直面している。別の施設を建設することを検討しているが、追加で100億ウォンの費用が必要となる。