【社説】開城工業団地が再稼働できるようにすべき
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.08.08 13:48
北朝鮮が開城(ケソン)工業団地再開のための会談に応じると7日明らかにした。祖国平和統一委員会報道官の談話文で北朝鮮は、14日に会談を持とうと提案しながら「開城工業団地の正常運営を、いかなる場合でも保障するようにする」との立場を明らかにした。10日前に韓国政府が北朝鮮に提案した最後の実務会談に応じるとの返事をして、それまでの6回の実務会談で韓国政府が要求し続けた工団中断の再発防止保障に前向きな立場を表明したのだ。政府も会談開催に同意することによって、ひとまず開城工業団地の再開に青信号がついたと判断される。
北朝鮮の反応は、韓国政府が開城工業団地の企業らに対する経済協力保険金の支給方針を発表した直後に出てきた。保険金支給の開始は、工団閉鎖のための最初の措置として受け取られる状況だった。したがって北朝鮮の工団中断の再発防止の保障なしには工団を稼動できないという韓国政府の強い意志にぶつかった北朝鮮が態度を変えたと見ることができる。企業の安定的な運営が保障されなければならないという点を北朝鮮が明確に理解したことで立場を変えたものであることを望む。