今年前半期の証券市場、「リップスティック効果」なかった
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.08.06 14:00
「リップスティック効果」という言葉がある。不況期でも「少ないお金で享受できるぜいたく品」の化粧品だけはよく売れるという現象だ。だが今年前半期の株式市場では化粧品関連の株価が下落を繰り返しリップスティック効果という言葉も色あせるものにした。
業界1位のアモーレパシフィックの場合、今年初めての取引日に121万ウォン(約10万7000円)だった株価が5日現在94万1000ウォンだ。株価の約25%が蒸発したことになる。キム・ヘリム現代証券研究員は「プレミアム販売のチャンネルである訪問販売の長期沈滞によって8%ほど減少するなど好材料があまりなかった」として「第2四半期の営業利益もやはり前年同期比で2%ほど減少する見通し」と話した。業界2位のLG生活健康の境遇も大きく異ならない。1株あたり65万1000ウォンで2013年を明けたが、今は58万ウォンに落ちこんだ状況だ。