<水泳>朴泰桓の欠場で…韓国で注目されず閉幕した世界選手権
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.08.06 13:27
「朴泰桓(パク・テファン、24)がいればもっと良い記録を出せただろう」。孫楊(22、中国)が先月28日、スペイン・バルセロナで行われた2013世界水泳選手権男子400メートル自由形で優勝した後、インタビューでこう語った。ライバルの朴泰桓が練習不足を理由に欠場した中、3分41秒59をマークした孫楊は、萩野公介(19、日本、3分44秒82)に大差をつけて優勝した。
世界水泳選手権が16日間の熱戦を終えて5日に閉幕した。韓国も選手団を派遣したが、関心を引くことはできなかった。みずぼらしい成績のためだ。朴泰桓がいない韓国競泳の目標はメダルでなく、8人の選手が競う決勝進出に下方修正された。男子はチャン・ギュチョル(21)、チュ・チァンフン(18)、女子はペク・スヨン(22)とヤン・ジウォン(16)が期待された。しかしペク・スヨンとヤン・ジウォンが女子平泳ぎ200メートル予選13位・14位で準決勝に進出したのが最高の成績で、決勝進出者はいなかった。この数年間に水泳で見られた成果の原動力が「韓国水泳の底辺」ではなく「突然変異の朴泰桓」だったことを確認させる大会だった。