特許戦にオバマ変数…不利になったサムスン(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.08.05 09:02
◆サムスン、今後の交渉で不利に=輸入禁止措置が施行されれば、アップルは企業イメージに少なからず打撃を受けると予想された。その間、サムスンを“コピーキャット”と非難してきたが、アップルも特許技術を無断使用したことが“公認”されるからだ。
しかし拒否権の行使でこうした危機を免れることになった。アップルは「重要な懸案で革新を支持した政府に拍手喝采を送る」という立場を明らかにした。ただ、政府の力を背に不公正競争をするという目は避けられなくなった。
サムスンとアップルは世界で法廷攻防を繰り広げている。サムスンとアップルのITC対戦で残りは9日の判定だ。ITCはアップルがサムスンを相手取り起こしたスマートフォン特許侵害に対する最終判定を当初は1日に出す予定だったが、9日に延期した。これに先立ち予備判定では、ギャラクシーS・ギャラクシーS2・Nexus10などサムスンの製品がアップルの特許4件を侵害したと判定した。