現代重、支援金10億ウォン与え2200億ウォン分の原発設備納品=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.07.31 13:53
現代重工業が韓国水力原子力の幹部に10億ウォン(約8500万円)を渡し、その見返りに2200億ウォンにのぼる原子力発電所の設備を納品したことが、検察の捜査で分かった。
釜山地検東部支庁の原発不正捜査団(団長キム・キドン支庁長)は30日、原発設備の納品に関する請託とともに合計10億ウォンを韓水原のソン部長(48、拘束・起訴)に渡した疑いで、現代重工業電機電子システム事業本部のキム元専務(56)ら元・現役職員5人を起訴した。また、同じ容疑でチョン元現代重総括常務(57)に対する拘束令状を請求した。検察によると、現代重工業はその見返りとして、2011年の7月と11月に非常用ディーゼル発電機など合計2200億ウォン分の設備を韓国電力に納品した。