“コピー部品”韓国原発、冬の大規模停電が懸念(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.11.06 17:19
偽造書類で輸入した「原発部品」が10年間、堂々と使用された。 フューズ・継電器・電子部品など237品目・7680個にのぼる。 在庫を除いて実際に原発に投入されたのは5200個。 大規模な不正が横行する間、知識経済部と韓国水力原子力(韓水原)側は実態把握どころか、その気配もつかめなかった。
「偽造書類」がどのように長期間通用したのか。 原発の部品は普通3等級に分けられる。 原子炉・冷却装置などの核心装備には「Q等級」を使用する。 厳格な品質を要求する「原発専用」ということだ。 しかしタービン発電所・周辺機器用は一般産業用部品を使用することもある。 その代わり別の性能・安全度試験で「品質検証書」を受けなければならない。今回摘発された偽造書類はまさにこの「品質検証書」だった。 現在、海外の12機関が検証機関に指定されている。 このうち1カ所の文書が集中的に偽造されてきた。 金均ソプ(キム・ギュンソプ)韓水原社長は「企業が一日平均2000万ウォン分を納品すれば、検証書費用として300万ウォンを支払う」とし「この費用のために偽造の誘惑に駆られたようだ」と述べた。