激しい競争・後進的な製作構造…出演料が払えない韓国ドラマの製作システム
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.07.24 16:09
キム・ジョンハクPDの自殺とともに再び言及されているドラマ『信義』。100億ウォン台という少なくない製作費が投入されたのに、俳優の相当数がギャラをもらえなかった。未払い分の総額は6億4000万ウォン(約5740万円)に達することが明らかになった。キム・ヒソンやイ・ミンホらのトップスターも含まれている。キム・ヒソンは1億3600万ウォンの残金を受けれず、訴訟を起こして勝訴した。
韓国放送演技者労働組(以下、韓演労)によると、23日現在、所属演技者のドラマ出演料未払い総額は合計31億7400万ウォンに達する。KBS(韓国放送公社)『逃亡者』 『プレジデント』、MBC(文化放送)『せがれたち』、SBS(ソウル放送)『信義』『ザ・ミュージカル』、SBS Plus『あなたを愛しています』など計9本だ。すべて外注製作ドラマで、放送局別にはKBSが5本と最も多い。『せがれたち』は外注製作社の代表が海外に逃避中で、ナ・ムニ、イ・ソンジェ、ミョン・セビン、ソ・イングク、キム・ヨンゴンら出演俳優のほとんどが出演料を全額受けることができないでいる。