韓国ドラマの難治病、「トンデモ設定」はなぜ人気なのか(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.04.29 13:33
ドラマがあふれる時代です。しかしこれに対する評価は貧弱です。韓国ドラマを辛らつに皮肉るテレビ批評の連載を始めます。ドラマ関連専門家で構成されたフェイスブックの批評グループ「ドラマのすべて」のオンライン集団批評を紙面に移してきます。韓国の大衆文化も批評という栄養剤を打って成長していくでしょう。その最初に韓国ドラマの難治病に挙げられる「トンデモ設定」の過去と現在を診断しました。
最近話題のトンデモ設定ドラマはMBC『百年の遺産』と『愛したみたい』だ。週間視聴率3位に上がった『百年の遺産』は初回開始4分目に姑(パク・ウォンスク)が嫁(ユジン)の髪を押さえつけ、2話ではまともな嫁を精神病院に監禁させた。トンデモ設定にスリラー、ロマンチックコメディ、シチュエーションコメディ、メロドラマ、ホームドラマを混ぜ合わせた、傲慢ジャンルを集大成した“ハイブリッドトンデモ設定”と呼ばれる。