不況の韓国建設業界…CEOが“営業マン”から“再建屋”に交代(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.07.19 13:18
先月12日、ソウル南大門路のGS建設社屋。GSグループの許昌秀(ホ・チャンス)会長の主宰でGS建設の取締役会が開かれた。この場で3大株主であり許会長の弟の許明秀(ホ・ミョンス)社長が代表取締役を退いた。海外事業を総括してきた禹相竜(ウ・サンリョン)社長も辞任した。許社長は経営支援総括の林炳ヨン(イム・ビョンヨン)社長を代表取締役に推薦し、議論の末、取締役会が受け入れた。GS建設の関係者は「許社長が経営不振の責任を取るとしてすでに2回、辞意を表明し、今回の取締役会で受け入れられた」と伝えた。
「将帥を代えて危機を克服する」。最高経営責任者(CEO)が次々と交代している最近の建設業界がまさにこうした状況だ。回復しない建設景気を乗り越えるための苦闘だ。しかし人だけを代えるのではない。代表取締役の役割も“営業”から“立て直し”に変わっている。攻撃的な経営よりも内部を固めるという意味だ。