北朝鮮「金剛山・離散家族の対面会談保留…開城工業団地に集中」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.07.12 11:19
北朝鮮の突然の金剛山(クムガンサン)観光再開、離散家族の対面実務者会談の提案に関して柳吉在(リュ・ギルジェ)統一部長官が11日、“まずは信頼”としながら当面は開城(ケソン)工業団地問題の解決に集中すると明らかにした。柳長官はこの日、北朝鮮政策フォーラムの朝食会講演で「韓国政府は会談でも対話でも、信頼を積み重ねることに集中する」として「会談の局面の一つ一つがどうなるのかをめぐって心配するよりは、少し遠く離れたところから私たちが今まで何をし、南北関係がどんな状況で、どんな南北関係をつくるのが望ましいかを考える」と話した。
柳長官はさらに「今の南北関係の信頼度は初歩的なレベルにもない」として「開城工業団地の再開をめぐって当局者間の会談をしているが『この問題を先に進展させるのが良くはないか。そうすれば金剛山も解決の糸口を見つけることができないか』という趣旨で(北側に)回答を送った」とした。開城工業団地の問題がどのように解決するかを試金石とするという意だ。