朴大統領「日本は韓国国民の傷を触り続けている」…韓日首脳会談応じる意思なく(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.07.11 08:49
朴槿恵(パク・クネ)大統領は10日、韓日首脳会談と関連し、「首脳会談をしたのに終わるやいなやまた、独島(ドクト)問題、慰安婦問題がそのまま出てくることになるならば、その首脳会談はなぜしたのか、関係発展に何の役に立つのか、(関係が)さらに悪化しかねない」と話し、現在では会談に応じる意思がないということを明確にした。また、「日本は独島問題や慰安婦問題など韓国国民の傷を触り続けているが、根本的に『何かちょっと未来指向的に行こう』という雰囲気の中でしたとしてもしなければならない」と話した。この日青瓦台(チョンワデ、大統領府)で中央日報のイ・ハギョン論説室長ら報道機関の論説室長・解説委員室長らと行った昼食懇談会でのことだ。
朴大統領はまた、中国訪問時の韓中未来ビジョン共同声明に「北核不容」が明文化されなかったことについて、「『核は絶対にだめだ』ということが韓半島非核化と表現されたものであれこれ話ができるが、それは中国にさまざまなことを配慮して表現されたもの」と説明した。続けて「習近平国家主席や李克強首相に会い核問題が出てきた時、あの方たちの考えは断固としていた。絶対に核はだめだと言った」と紹介した。朴大統領はまた「李克強首相のような方はこのような話もあった。(北朝鮮が)核実験をしてから鴨緑江側の水質検査をしたらとても悪化していた。これは住民らにも害になることだ。実質的にこうした問題もあるという話まで出てきた」と付け加えた。