<韓日中賢人会議>「書芸研究で文化の共通分母を模索」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.07.09 10:50
8日に開かれた韓日中賢人会議では各国代表の間で率直な意見が行き交った。特に本会議場では歴史・領土紛争などをめぐる対立が一部露出することもあった。「(域内の)政治相互信頼が急務なのに、歴史と島しょ紛争などが日中・韓日の安保信頼に影響を及ぼしている」(曽培炎元中国副首相)、「ある意味で核問題に劣らず重要なのは領土問題を含む北東アジア3カ国間の歴史認識の乖離が表出されていることだ。手綱のはずれたナショナリズムは伝染病と同じだ」(李洪九元韓国首相)などの直接的な発言も出てきた。
だが、現在の対立を乗り越えて3カ国が世界舞台で共生できる具体的方策も多様に提示された。日本側団長の福田康夫元首相は、「グローカライゼーション(グローバリゼーションとローカライゼーションの合成語)という言葉通り、地球規模で考えながら地域単位で活動しなければならない。『私は韓国人』『私は日本人』と反目しても、地方単位で活発に交流してみれば『私たちは友人』という感情を分かち合うことになる」と強調した。