<南北首脳会談対話録公開>盧元大統領「NLL変更すべき…私は委員長様と同じ認識」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.06.25 10:38
盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領が07年の南北首脳会談当時、北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記(国防委員長)に対し、西海(ソヘ、黄海)上の北方限界線(NLL)問題について、「この問題において私は委員長様と同じ認識を持っている。NLLは変えなければいけない」と述べたことが確認された。また盧元大統領は「私たちが提案したいのは、安保軍事地図上に平和経済地図を大きく上にかぶせて描いてみようということ」と述べた。
こうした事実は、国家情報院が24日、「07年南北首脳会談会議録」全文(103ページ分量)を国会情報委所属の議員に提出して明らかになった。
中央日報が入手した会議録全文によると、金正日総書記はNLL問題について、「私の考えでは、われわれが主張する軍事境界線、また南側が主張する北方限界線、この間にある水域を共同漁労区域、または平和水域に設定すればどうだろうか」と提案した。