Ｇ８首脳「脱北者の人権に懸念」初めての声明

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.06.20 10:59

主要８カ国首脳会議（Ｇ８サミット）に出席したＧ８首脳は１８日、共同声明を通じて北朝鮮の核放棄を促した。また、脱北者の強制送還などを含む北朝鮮の人権じゅうりんの実態に対し国際社会が注目しているという点を明示した。Ｇ８共同声明で脱北者の人権問題が取り上げられたのは今回が初めてだ。

北アイルランドのロック・アーンで開かれたサミット最終日に採択された共同声明には北朝鮮の挑発的な行動に対する深い懸念とともに核実験とミサイル開発放棄を促す内容が盛り込まれた。北朝鮮が国際社会の一員としての義務を必ず順守し、核関連計画を完全、かつ後戻りできない方法で放棄しなければならないということだ。脱北者の拉致などを含む北朝鮮の人権問題に対する懸念も表明した。最近ラオスで脱北者が強制送還され国際社会の公憤を買った後に出た内容だけに注目される。