【コラム】タックスヘイブンの隠匿資産規模、韓国が世界3位
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.06.14 16:09
最近、タックスヘイブン(租税回避地)があれこれと批判されている。韓国内ではバージンアイランドにペーパーカンパニー(Paper Company)をつくった韓国人のリストが公開されて波紋が広がっている。外国でもスターバックスやグーグル・アマゾンのような多国籍企業が、収益を税率の低い国家に設立した法人へ移転するやり方で税金逃れをしているという批判が出ている。
タックスヘイブンにいかに多くの資金があるかは正確に分かり難いが、規模が大きいということは確実だ。ほぼ全世界の国内総生産(GDP)の30%程度になると推定している。韓国だけでも合法的に申告された金額基準で昨年だけで約2兆ウォン(約1700億円)がタックスヘイブンに送金された。これは海外直接投資額の3分の1に該当するという。より一層遺憾なのは、韓国がタックスヘイブンに隠匿した資産規模が中国・ロシアに続き世界3位という事実だ。