アベノミクス7カ月の現場を行く(上)…札束が生んだ明暗(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.06.12 09:24
経済は政治というが、いまの日本がそうだ。安倍晋三首相の経済政策であるアベノミクスが7月の参議院選挙を控え熱い争点に浮上した。放出した資金が景気を浮かす浮力として作用しているが長期金利・輸入物価上昇の副作用も侮れない。アベノミクスの現場を訪れてみた。
11日午後、東京・日本橋の三越本店。7階のお中元特設売り場でははっきりと変わったものが目につく。価格表の数字だ。昨年まで3000円台のギフトが主流だったが、今年は基本が5000円、ちょっと良ければ1万円が大勢だ。3000円台の商品は隈の方でしばらく探さなければ見つからない。ショッピング客が取った番号札は平日なのに午後3時ごろで500番を超えた。