朴大統領「原発不正は国民の生命と安危を個人の私欲と引き替えたもの」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.06.04 13:21
原発部品不正と関連し与党が連日より強力に不正根絶を主張している。朴槿恵(パク・クネ)大統領は3日に首席秘書官会議を主宰し、「今回の原発試験書偽造事件は決してあってはならず容認することもできないこと。これは国民の生命と安全と安危を個人の私欲に引き替えた許されないことだ」と話した。続けて「ただちに原発が止まり電力需給に支障を与えるだけでなく、国民の生命を担保に途方もない不正腐敗を犯したということに、より大きな深刻性がある」と強調した。
原発不正を強く非難してきた朴大統領の反応はこの日の会議で最高潮に達した。朴大統領は、「徹底して速やかに調査をし、これまで原発分野で慢性化している不正の連鎖構造を新政権で根本的に断ち切れるよう根源的な制度改善策を徹底的に用意することを求める」と話した。いつになく断固とした声だった。