原発2基、再稼働に4カ月以上…「6月以降は電力難」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.05.29 11:39
一部では全国的な「ブラックアウト(大停電)」で莫大な被害をもたらした2011年の「9・15事態」が再現されるのではという懸念の声が強まっている。当時、予備電力が24万キロワットまで落ち、全国的に大規模な輪番停電が行われた。発電量はそのままで電力消費が増えれば、今後大規模な停電事態が避けられないということだ。
夏が過ぎても問題は続く。2000年までは電力の負荷は夏(6-9月)に集中した。しかし00年以降は冬の電力使用が急増し、3ー5月を除いて毎月高い電力負荷状態となっている。原発は安全を維持するために電力過負荷期間を避けて予防整備をする必要があるが、現在は予防整備期間を分散させるのが難しくなっている。